【G3】七夕賞 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ！

サマー2000シリーズ第59回 七夕賞（GⅢ）

レース概要

2023年7月9日 (日) 15:45発走
福島競馬場 芝2000m

賞金

1着4300,2着1700,3着1100,4着650,5着430万円

出馬表

福島競馬場 2000メートル（芝）で行われる3歳以上オープンハンデ戦

波乱決着の非常に多いハンデ重賞として知られる当レース。
過去10年の3着内馬の半数が6番人気であった事からもわかるように、予想が困難を極めるレースだ。

2015年には16番人気の馬が入線するなどして、三連単100万馬券が飛び出すなど、荒れる予想をしなくてはならない。
今年も荒れ模様必至の当レースを過去10年の結果より好走馬の傾向を探っていきたいと思う。

注目ポイント

斤量減の馬が狙い目か

過去10年の出走馬の斤量ごとの成績を見たところ、前走から斤量増の馬の3着内率が40.0%と好調であった。

また、この条件に合致する馬が当レースで3番人気以内に支持された時、1着4頭、2着1頭、3着2頭、4着以下3頭となっており、3着内率が70.0%と非常に信頼度が高い。

該当馬が居た際は軸馬筆頭候補としたい。
また、前走から斤量減の馬は3着内率が18.6%となっており、一見期待値が低く見えるが、この中で馬券に絡んだ馬は13頭おりその中の11頭が、6番人気以下であった。

また、その中でも冒頭で触れた16番人気の「マデイラ」をはじめとする「メドウラーク」や「パワーポケット」などの馬は10番人気以下であった。
前走から斤量減の下位人気馬は注意が必要かもしれない。

前走の距離

過去10年の前走距離別で戦績を調べてみたところ、3着内馬30頭中19頭は、前走が1800メートル芝から2200メートル芝のレースに出走していた。

特に前走距離が2200メートル芝の馬は2戦2勝で、条件に該当する馬がいればチェックしておきたい。

また、面白いのが前走ダートからの臨戦馬は過去10年で5頭の出走に留まるが、その内の3頭が3着内入線しており、その全てが10番人気以下と馬券的妙味がある。

更に深掘りすると、前走から距離が400メートル以上増減のある馬も狙い目だ。

前走距離1600メートル芝の馬は3着内入線の3頭中2頭は10番人気以下。
また、2400メートル芝以上からの臨戦馬は入線した5頭中4頭が7番人気以下であった事にも注目したい。

特にこれらの条件に合う馬から穴馬筆頭候補を探し出すのが良いだろう。

鞍上

継続騎乗は上位人気、乗り替わりは人気薄が狙い目

過去10年の騎手別成績を調べたところ、前走から乗り替わりのない騎手が優勢であった。

これに該当する馬は上位人気で活躍する様相が強く、単勝オッズが2番人気以内に支持されていた際は1着4頭、2着2頭、3着1頭、4着以下6頭となっており、実に半数以上が3着内入線を果たしている。

対して、乗り替わりの馬が2番人気以内に支持された際は、1着0頭、2着0頭、3着1頭、4着以下6頭となっており、散々たる結果が出ている。
また、馬券に絡んだ18頭中13頭は6番人気以下で、これに先に述べた「マデイラ」「メドウラーク」「パワーポケット」などの10番人気以下の馬が6頭も含まれていた。

人気薄の乗り替わりはある意味狙い目かもしれない。

オープンクラスの戦績

過去10年の勝ち馬10頭中9頭は4歳から6歳の馬であった。

更に、6歳以下の勝ち馬9頭のこれまでの実績を調べたところ、2022年勝ち馬の「エヒト」を除く8頭は「オープンクラスの1800メートル芝から2200メートル芝」の勝ち鞍があった。
これら傾向を鑑みて勝ち馬筆頭は「オープンクラスの中距離競争での勝利歴」のある4歳から6歳馬が狙い目となりそうだ。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

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推奨馬

◎本命　バトルボーン

前走「ウェルカムステークス」1着からの臨戦馬。
未勝利勝ち上りから4連勝し休養を挟んでの久しぶりの実戦となるが、調教の出来も良く上記のデータには余りあてはまらないが、期待しても良いかと思われる。今回人気の一角となるだろうが、本命視しても良いのではなかろうか。追切でも今回の鞍上「津村騎手」が騎乗しており、デビュー戦以来のコンビでどういった展開になるか。ここは本命で。

〇対抗　ククナ

前走「大阪―ハンブルクカップ」6着からの臨戦馬。前走距離が2600メートル芝で、上述の400メートル以上の増減のデータに合致している。また、鞍上は乗り替わりでそこまで人気しなさそうなので、ここは穴をあける馬筆頭候補の一頭ではなかろうか。ここは対抗評価で。

▲単穴　エヒト

前走「レッドシーターフH」7着からの臨戦馬。海外帰りの初戦となるが、この距離での実績は十分。前走は3000メートルと距離が長すぎたのだろう。今回得意の距離に戻し、斤量増加で上記の好走データにも合致する。ある程度人気するのが見込まれるので5番人気以内であれば本命と入れ替えも視野に入れても良いのではなかろうか。ここは単穴で。

「フェーングロッテン」「サンレイポケット」

前者は前走「鳴尾記念」2着からの臨戦馬。

前走は負けた相手が強く「ボッケリーニ」と死闘を繰り広げての0.1秒差の2着。

これは十二分に評価に値する内容で、今回のレースでもいいところに突っ込んでくるかもしれない。
前走距離的な相性も特筆すべき点はないが悪くもなく、どちらかというと好相性。
ここでこの馬の成長と真価を見せる事が出来れば、勝利を得ても不思議ではない。
ここは△連下評価で。

後者は前走「天皇賞（春）」8着からの臨戦馬。

前走からの距離増減のデータに合致しており、前走と斤量も変わらずと何かと不気味な存在。
重賞での一線級との対戦経験は豊富で8歳馬と高齢ながら、何かしでかしそうな雰囲気を醸し出している。
今回のレースで台風の目となるか。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

上記推奨馬あくまで著者の推奨になるので、当日独自AIによる予想とは異なります。
AI予想はレース当日朝9時までには公開します。

七夕賞G3過去結果

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七夕賞G3人気データ

七夕賞G3単勝オッズデータ

七夕賞G3馬券種データ

七夕賞G3脚質データ

七夕賞G3枠順データ

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