【徹底攻略】川崎競馬場過去データ・傾向・特徴

基本情報

所属

地方

所在地

〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1

コース

1周1200メートルでフルゲートは14頭。
直線距離は400メートルで平坦なコースとなっている。
ゴールまでの直線は300メートルと南関東では2番目の短さ。
左回りのコースとなっている。

基本的に1400メートルと1500メートル競走を主に使っており、900メートルや2000メートルといった競走もあるが数は少ない。

まず注目したいのが、カーブの短さだ。

南関東の競馬場の中でも最もコーナーの距離が短く急カーブのコース形状。
よって、乗り慣れていない遠征騎手や、JRA騎乗の騎手がやってきた際に戸惑うのがこの部分。

勢いに乗ってコーナーに侵入するも、上手く減速しなければ、コーナーを出る際に大きく外に膨らみ、距離ロスをしてしまう事だ。

内枠にいる同じ位置の馬と比べると、外枠にスピードに乗った馬は直線に入るまで、5～10メートル程距離ロスが生まれる形になる。

これは、レースにおいて致命的なハンデとなるので、乗り慣れていない騎手は、ここでは人気馬に乗っているからと言って、安易に本命視しない方が無難かもしれない。

南関東4会場では所属馬のレベルがやや低く感じる。

全体的に見ると低くはないが、前述の4会場に絞ると物足りない感が否めない。
ここでは、船橋所属が多く勝利を収めている傾向がある為、その辺りも気にしていくと良さそうだ。

上記でも少し述べたが、カーブが急なため外が膨らみやすい。
よって、内枠有利な傾向にある事がご理解頂けるだろう。

上手く乗られて外が突っ込んできた際に荒れる馬券が生まれたりもするので、Ｊ交流などで中央馬に一矢報いる事が出来そうな馬が地方からの出走馬でいる場合は積極的に狙っていきたい。
（川崎に乗り慣れている騎手騎乗が大前提ではあるが）

タイトなコーナーだからこそ、南関東の平均的なカーブ距離と比べてもコーナー距離が3分の2程しかなく、少しの距離ロスが決定的な敗因になる事もしばしば。

前走大外枠で大敗した馬が、次走内枠で好走する例も少なくなく、タイトなコースを採用しているので、枠順を気にして見たほうが良いかもしれない。
駆け引きなどが際立つレースを読むためにも、内枠の脚質や騎手作戦の傾向を掴む事が重要視されそうだ。

しかし、直線距離が南関東で2番目の短さという事で、どうしてもスピードは必須になってくる。
これが、内枠と外枠の有利不利を更に明確化している理由になっているのではないかと思われる。

外に膨らんでしまった馬はそれだけ、加速しなければならず早めの仕掛けや、余程の切れ味がないと届かないなんて事もザラにある為、騎手泣かせのコースだと言える。

総合的に見て、基本的に内枠の有力馬を狙っていけば、ある程度の軸馬の的中率は高くなっていくのではないかと推察される。

しかし、なんでもかんでも内枠が良いかと言えばそういう訳でもなく、スローペースの展開になれば、外から並走して上手く仕掛けるタイミングを見計らって出し抜く事も出来るため、「逃げ馬」不在のレースなどでは、展開が変わってくることも十二分に想定される。

その点も注意していく事が馬券的中の近道になるのではなかろうか。

注意したいのが、初速の遅い馬の内枠は危険。
という事だ。

これは、スタート後の加速が微妙な馬は、内に包まれて思うような位置取りが出来ず、結局最後は外に出さなくてはならないといった、大きな距離ロスを抱えてしまい兼ねないからだ。

そうなってくると、元々外を走っている馬よりも、内から外へと出す分距離ロスは更に大きくなってしまう。
そういった点も踏まえて、内枠の先行力のある馬を選ぶ事も視野に入れておくと良いだろう。

（2021年時成績より）

「山崎誠士騎手」
「町田直希騎手」

その他、南関東リーディング上位騎手がお勧め。

川崎所属の騎手は、ホームでは強いが他所の競馬場ではパッとしない傾向にある。

上記2名はホームでそれなりに結果を出せているのではなかろうか。
南関東全体で見ると、若干空気の様な存在感ではあるが、ホームであれば全然買いの騎手と言えるだろう。

また、川崎競馬場の1番人気の勝率は、地方競馬全体で見てもワースト3～4位。
南関東全体的に言える事だが、複勝県として見る分には良いが、頭として考えるにはやや難しい側面があるので注意しておこう。

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