【G2】第97回 中山記念 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

中山競馬場 1800メートル(芝)で行われる4歳以上オープン戦
国内外のGⅠ戦線の行方を占う重要な一戦。
昨年の覇者「パンサラッサ」は同年の「ドバイターフ(GⅠ)」で勝利し、「天皇賞(秋)」でも2着と好走していた。
遡って見ても2021年の「ヒシイグアス」が同年の国内外のGⅠ2着と好走したり、2020年の覇者「ダノンキングリー」も「安田記念(GⅠ)」を制するなど、国内外問わず当レースの覇者の活躍が目立っている。
今年も以降のビッグレ-スで結果を残すであろう精鋭が集結する事が考えられる。
こちらも過去10年の結果より好走馬の共通点を探っていきたいと思う。
Contents
注目ポイント
キャリア
過去10年の3着内馬30頭中24頭はキャリア19戦以内の馬であった。
対して、20戦以上の馬の成績は前者の3着内率38.1%に対し、10.0%に留まっている。
比較的キャリアの浅めの馬から狙っていくのがベターではなかろうか。
前年の出走レース
過去10年の3着内馬30頭中25頭は、前年のJRA開催のGⅠレースに出走した経験がある馬であった。
対して、出走経験のなかった馬は前者の3着内率39.1%に対して8.5%と厳しい結果が出ている。
前年に一度でもGⅠレース出走経験のある馬をメインで考えたい。
また、この条件に当てはまらなかった5頭は、全て前走で3着以内入線の戦績を収めていた。
GⅠ出走歴のない馬は、前走で馬券圏内に入れなかったものは評価を下げた方が良さそうだ。
実績
特に前年以降の重賞結果や出走頭数に目を向けた方が良さそうだ。
何故なら、過去10年の3着内馬30頭中27頭は前年以降のJRA重賞(※出走頭数が16頭以上※)で2着以内入線の経験がある馬だったからだ。
この条件に当てはまらない馬は前者の3着内率50.9%に対し4.3%と目も当てられない程の差を痛感させられる結果が出ているからだ。
よって、前年以降の多頭数重賞で2着以上の入線経験がある馬を主軸に馬券を構築していく事が的中への近道の様に見える。
また、この経験がない残り3頭中2頭が同年の「白富士ステークス」で2着以内の結果を残していたので、「白富士ステークス」で好走していた馬は条件に合致していなくても注目した方が良いかもしれない。
前走レースの出走頭数
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の前走が出走頭数13頭以下のレースから臨戦馬の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下27頭
勝率0% 3着内率0%
過去10年の前走が出走頭数14頭以上のレースから臨戦馬の戦績
1着10頭、2着10頭、3着10頭、4着以下66頭
勝率10.4% 3着内率31.3%
この様に、前走が14頭以上のレースからの臨戦馬しか馬券に絡んでいない。
少頭数のレースからの臨戦馬は10年間で馬券圏内に入線出来ていないのは嫌なデータだ。
勝ち馬は上記に挙げた好走材料の揃った馬であった。
過去10年の勝ち馬10頭全てが通算出走数が19戦以下、前走の出走頭数が14頭以上、前年以降の出走頭数が16頭以上のJRA重賞で2着以内入線の経験有り。
と、同様の強調材料が揃っていた。今年も上記の内容に全て合致する様な馬がいれば積極的に狙っていっても良さそうだ。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
◎本命 イルーシヴパンサー
前走「京都金杯」1着からの臨戦馬。
昨年「安田記念」にも出走経験があり、年明け初戦の重賞でしっかりと勝ちを拾っている辺り、益々の充実期に入ってきているのではなかろうか。
今回は名の知れた強豪が多く集まっているが、5歳馬になった今年が大きな飛躍の年となるかの重要な一戦に向け、通算出走数や前走データや前年データ含めデータ的にも視界良好。
ここは本命で。
〇対抗 ダノンザキッド
前走「香港カップ」2着からの臨戦馬。
前走が12頭だてのレースであった為、評価をひとつ落とす形とした。
実績的には2歳時の「ホープフルステークス」勝ちの重賞実績の実ではあるが、最前線での惜敗が続いており、そろそろ勝ち星が欲しい所だろう。
これまでの内容で実力は十二分に証明済みで、本命視しても良さそうだが、嫌なデータに一部触れてしまっている為、ここは対抗評価で。
▲単穴 ヒシイグアス
前走「宝塚記念」2着からの臨戦馬。
約8カ月ぶりの実戦という事と、7歳と高齢馬の域に差し掛かっている為評価を下げさせて頂いた。
しかし、メンバー内実績最上位と言っても過言ではない好走を続けており、ここでも実力通りに走れば勝ち負けの戦いは十二分に可能だろう。
データ的にも好走材料が揃っている為、ここは単穴評価としたい。
「シュネルマイスター」「ドーブネ」
前者は前走「香港マイル」9着からの臨戦馬。
昨年の「安田記念」2着以降不調が続いているが、素質は非常に高く5歳馬の中でも期待値はひじょうに高い。
上記の2頭に比べややデータ的に厳しい為、この位置に甘んじてはいるが、ここでデータを覆す走りが出来るかが、今後のこの馬の行く末を左右する結果となるかもしれない。
ここは△連下評価で。
後者は前走「白富士ステークス」2着からの臨戦馬。
昨年は3歳クラシックへの出場は敵わなかったものの2勝クラス、3勝クラスを連勝で、前走のリステッド競走でも2着と能力の高さを証明しつつある。
上記でも触れた通り「白富士ステークス」連対馬は注意が必要な結果も過去に出ている為、ここで何かしらを起こすのはこの馬ではないかと踏んでいる。
どこまで人気するか読みづらい部分はあるが、6~7番人気くらいに落ち着いてくれたら馬券的妙味もありそうだ。ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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