【G2】第116回 農林水産省賞典 京都記念 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

阪神競馬場 2200メートル(芝)で行われる4歳以上オープン戦
春の中距離戦線での活躍を目指す古馬の始動戦としての位置づけの同レース。
過去に「ラヴズオンリーユー」「サトノクラウン」「クロノジェネシス」などが当レースで勝利を挙げ、同年に国内外のGⅠで勝利を挙げるなど目覚ましい活躍を見せている。
今年も京都競馬場の工事の影響で阪神競馬場の2200メートル芝での開催となるが、京都開催含む過去10年の結果より好走馬の傾向を探っていきたいと思う。
注目ポイント
馬齢
基本的には4歳馬と5歳馬の戦いとなっている。
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の4歳馬の戦績
1着3頭、2着6頭、3着2頭、4着以下20頭
勝率9.7% 3着内率35.5%
過去10年の5歳馬の戦績
1着5頭、2着0頭、3着5頭、4着以下17頭
勝率18.5% 3着内率37.0%
過去10年の6歳馬の戦績
1着1頭、2着3頭、3着1頭、4着以下23頭
勝率3.6% 3着内率17.9%
過去10年の7歳以上の馬の戦績
1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下24頭
勝率3.6% 3着内率14.3%
昨年こそ7歳馬の「アフリカンゴールド」が逃げ切り勝ちを収め、6歳から7歳馬で3着内独占したものの、10年間で8回4歳から5歳の馬で勝利を収めている事からこの2世代が強い。
特に2200メートル重賞での好走経験のある馬が強い為その辺りも注目しておきたい。
単勝人気
こちらも面白いデータがあるのでまずはそちらをご覧頂きたい。
過去10年の1番人気の戦績
1着2頭、2着1頭、3着2頭、4着以下5頭
勝率20.0% 3着内率50.0%
過去10年の2番人気の戦績
1着0頭、2着2頭、3着3頭、4着以下5頭
勝率0% 3着内率50.0%
過去10年の3番人気の戦績
1着2頭、2着4頭、3着1頭、4着以下3頭
勝率20.0% 3着内率70.0%
過去10年の4番人気の戦績
1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下6頭
勝率10.0% 3着内率40.0%
過去10年の5番人気の戦績
1着0頭、2着1頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率0% 3着内率10.0%
過去10年の6番人気の戦績
1着4頭、2着0頭、3着2頭、4着以下4頭
勝率40.0% 3着内率60.0%
過去10年の7番人気以下の戦績
1着1頭、2着1頭、3着0頭、4着以下52頭
勝率1.9% 3着内率3.7%
と、この様に6番人気の勝率が異様に高い。
偶然にしても4割は気になる数字だ。
3着内率も6割と高水準。
データだけで見ると1.2.3.4.6番人気で馬券を組めば的中しそうな数字が出ている。
ちなみにこの勝利を挙げた6番人気の4頭は、2019年「ダンビュライト」2016年「サトノクラウン」2014年「デスペラード」2013年「トーセンラー」で名前だけ見れば何も不思議ではない実績馬ばかりだが、これらの共通点としては重賞勝ち実績があったにもかかわらず、前走の敗戦で評価を落としていたという例がある。
こういった馬が今年もいた場合は穴馬の筆頭候補となるかもしれない。
ローテーション
前走別の成績を見てみると、前走がGⅠからの臨戦馬が3着内率45.7%と高水準。
前走が海外のGⅠ出走の3頭は全て3着内入線を果たしていた。
前走がGⅠからの臨戦馬を軸馬とするのが当レースの攻略法となりそうだ。
特に前走が「有馬記念」「エリザベス女王杯」「天皇賞(秋)」「菊花賞」などの秋のGⅠからの臨戦馬が有力候補となる。
一昨年の「ラヴズオンリーユー」は「有馬記念」10着から巻き返しており、2016年の「サトノクラウン」も「天皇賞(秋)」17着から巻き返しを見せており、前走が秋のGⅠからの臨戦馬であれば、実績次第で大敗も気にせず勇気をもって馬券に組み込んだ方が良い場合もありそうだ。
脚質
当レースは古馬の始動戦として知られてはいるものの、少頭数での開催が多くレースペースが落ち着く事が多い。
その為、先行押し切りといった状況ができやすい。
過去10年で7回も前半1000メートルより後半1000メートルの方が2秒以上早いという展開が起こっており、スローペースの様相を見せている。
よって、最終コーナー通過順位が4番手以内の馬で勝敗が決している事が多い。
阪神開催の前年、一昨年も同様のレース傾向となって居るので、勝ち馬を選ぶ際は先行馬をより重要視しても良さそうだ。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
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注目馬
◎本命 エフフォーリア
前走「有馬記念」5着からの臨戦馬。
前走では古馬になって結果が出ずに苦しんでいたが、先行策で5着と掲示板確保までに至った。
今回5歳となっての初戦だが、ここで結果を出せるか否かで今後が大きく変わって来そうなだけに注目したいところだ。
3歳時は圧倒的な強さを見せていた為、ポテンシャルはメンバー内でも随一。
早熟か停滞を経て充実期に入るかの見極めの一戦になるのではなかろうか。
絶好時の走りを見せてくれればあっさり勝てても不思議ではない為ここは本命で。
〇対抗 ドウデュース
前走「凱旋門賞」19着からの臨戦馬。
前走海外組の3着内率の例に漏れなければ、この馬も入線して然るべき。
完全にデータに丸投げした形にはなるが、この馬も2歳王者でありダービー馬としての実績がある為、実力は折り紙付きだ。
前走の大敗をものともしない走りに期待したいところだ。
ここは対抗評価で。
▲単穴 キラーアビリティ
前走「中日新聞杯」1着からの臨戦馬。
この馬も対抗馬と同じく同年の2歳GⅠの覇者。
3歳時はもたついてしまい結果が伴わなかったが、前走3歳最後のレースで勝利を奪取。
古馬混合レースで実力を見せつけた。
当レースの性格上4歳5歳が非常に強く、その中で見ると同馬が上記2頭に次ぐ実績と実力を示していると判断し、ここでは単穴評価としたい。
「ウインマイティー」「ユニコーンライオン」
前者は前走「有馬記念」6着からの臨戦馬。
直近2つのGⅠでは苦汁を味わってはいるが、それ以前のGⅢ、GⅡでは1着、3着とキッチリと結果を残している。
結果を出した2走よりは相手も強くなるが、一矢報いる可能性は十分に秘めており6歳馬の伏兵として選定したい。
ここは△連下評価で。
後者は「ジャパンカップ」16着からの臨戦馬。
昨年の「アフリカンゴールド」パターンを想定した時、この馬の存在は忘れてはならないのではなかろうか。
この馬のペースで楽に逃げる様な展開となれば、前が止まらずそのまま逃げきってしまうケースも十二分に考えられる。
前走大敗しているものの、巻き返しも過去に幾度と起こっている為、要注意だ。
ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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